メガバンクでコンビニATM利用時の利用手数料の見直しが進んでいます。
ATM利用時は手数料を支払わないように生活の中でうまく調整している方がほとんどかと思います。
でも、急な要件でコンビニATMを利用して現金を引き出す、なんてニーズは多分にあります。
少額を引き出すのに100円取られますっていうのはユーザにとっては非常に痛手ですね。
毎月何度もコンビニのATMを利用する方は手数料だけでも馬鹿になりません。
利便性を求めるあまり知らぬ間に利用手数料が上がっているのに気づかず損のすることのないように、コンビニATMを利用するときは注意しましょう。
ATN取引手数料は銀行の収入源
おそらくコンビニATM取引手数料が改定される要因としてはキャッシュレス化が順調に進んでいることが要因でしょう。
私もキャッシュレス決済での支払いが多くなっています。
少額な買い物はクレジットカードや楽天ペイ、PayPayなどを使用していますので、現金を扱う機会はおのずと減っています。
そのため、ATMでお金を引き出すのは現金支払いが発生する時くらいになってしまいました。
ATM利用手数料は銀行にとっては収入源の柱の一つです。
その収入減が大幅に減少しているために取引手数料の改定に走ったのでしょう。
自行のATM手数料を値上げするとインパクトが大きい為、コンビニATMの値上げなのかなと。
改定時期とタイミング
各行の改定は以下の通りとなります。
三菱東京UFJ銀行
- 改定時期:2021年4月1日
- 対象:ローソン銀行ATM
- 平日8時45分~18時110円から220円、それ以外の時間330円
- 土日祝日は終日220円から330円
三井住友銀行
- 改定時期:2021年4月5日
- 対象:イーネットATM、ローソン銀行ATM、セブン銀行ATM
- 平日8時45分~18時は110円から220円
- それ以外の時間は330円
コンビニATM利用には注意しましょう
週末毎回引き落としを行うと、1ヵ月で1,320円も手数料で引かれてしまいます。
さすがに1,000円以上になると「高っ!」と感じますね。
コンビニATMはとっさに現金が必要になった際には非常に便利に活用できます。
その恩恵を当たり前のように感じてしまっている我々にはこの値上げはなかなか痛手になりますね。
コンビニATMの利用方法には今後注意していきましょう。