改元でのシステムトラブル

改元して20日が過ぎようとしています。
ニュースでは続々と改元したことに伴うトラブルが連日報道されています。

銀行系で障害が発生したのは横浜銀行と北陸銀行と北海道銀行の地銀3行。
トラブルの直接原因は割愛しますが、このトラブルで振込予約日が「1989年」になってしまったそうです。
いずれも事前に行うシステム側の影響範囲調査不足との話ですね。

銀行系に限らず、多くの企業はITシステムを他社へ委託して、仕組みを考えたり(要件定義)、作ったり(構築)、メンテナンス(運用保守)したりしています。
さらには考えた人と作った人、メンテナンスしている人は別の人間というのが現実です。
そのため、最終的にメンテナンスしている(保守運用部隊)は細かいとこまで把握するのに苦労したりすることがままあります。
きっちり影響範囲調査をするのは意外と大変な事なのです。
しかも、委託元のIT部門の方々は細部をさっぱり理解していない方なんてざらにいますしね。。。

改元ともなれば一大プロジェクトとなって費用もかけて実施するのですが、軽微な修正なんかは日々実施されていく中で、トライ&エラーで実施しているなんて小さな会社もあるのではないのでしょうか。
まぁ、企業としては委託しているわけですからその辺もまるっとやってこその委託なのでしょうが。
障害が発生してもたまったもんじゃないということは当たり前なのですがね。

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