テー・オー・ダブリュー (4767)が決算を発表
テー・オー・ダブリュー (4767)は5月14日に決算を発表しました。
TOWは21年6月期第3四半期累計の連結経常利益では前年同期比86.1%減の2.7億円に大きく落ち込んでいました。
しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の2.6億円から4.2億円に62.6%上方修正し、減益率が88.8%減→81.7%減に縮小する見通しとなっています。
情報修正の理由として、以下を上げています。
大きく4点の修正の為利益予想を修正したとのことです。
- 東京オリンピック・パラリンピックの進行中の案件を含めた
- 制作業務の内製化を強化した
- 各種オンラインプロモーション施策が堅調に推移した
- 販売費及び一般管理費を適切にコントロールした
決算後若干の上昇を見せるが
決算の発表後に株価は若干の上昇を見せましたが、この上方修正が好感し大きく株価を値上げさせる要因にはなりませんでした。
実際のところ、東京オリンピック・パラリンピックは不確定要素の一つです。
開催まで100日を切った今でも開催を中止または延期したほうがいいという意見も根強くあるため、
緊急事態宣言がこのまま延長され、ぎりぎりで開催できないということも可能性としてぬぐえません。
そのため、東京オリンピック・パラリンピックの開催が通常通り行われない場合は大きく会社業績に響いてしまいそうです。
特殊なイベントや季節ものに影響される銘柄に関してはその開催自体がなくなってしまえば、元も子もありませんので、今最大なイベントである東京オリンピック・パラリンピックの開催是非はTOWにとっても大きなタームポイントになる事でしょう。
開催しないということになれば保有銘柄はすぐに手放していったほうが良いかもしれませんね。
企業動向は当然ですが、日頃のオリンピックパラリンピックの動向にも十分チェックしていきたいと思います。