9月3日、東京証券取引所は2024年をめどに従来の取引時間を30分間延長する調整をしていることが分かりました。
東京証券取引所の取引時間が見直しされるのは実に70年ぶりとのことです。
日本の取引時間は世界の取引時間に比べると短い
東京証券取引所の現在の取引時間は午前9時から午後3時までです。
午前11時半から午後0時半まではお昼休みのため、実質5時間が取引時間となります。
後場である0時半から3時までの3時間が30分延長され3時間半取引が可能になるようです。
東京証券取引所の取引時間は5時間と世界の証券取引所と比べても比較的短い時間です。
ニューヨークでは取引時間が6時間半、ロンドンの取引時間はなんと8時間半もあるようです。
それに比べるとやはり日本の取引時間は国際的な競争に打ち勝つために引き延ばすことが必要になるのかもしれません。
以前、昼休み時間の廃止や夜間取引の実施など様々なご論があったようですが、いずれも実現することはなく今に至っています。
今回の30分延長も方針決定も確定ではなく、10月頃をめどに方向性をまとめていくようです。
取引時間が伸びるとさまざまな影響がありそう
東証に所属している多くの企業は決算発表を後場が終わった直後に発表しています。
これは、取引中の発表で急な株価の値動きを抑制するための会社の方策であるために企業側も対応が必要になってきます。
取引時間が伸びると一般投資家も影響がありますね。
短期投機をしている投資家さんは取引回数が伸びますし、中長期投資をしている投資家さんも取引時間が長くなることで日次での取引チャートが変化してきます。
私のようなサラリーマン投資家や副業で投資をしている方もその生活スタイルを見直さなくてはいけなくなりそうです。
私に至っては3時に軽い5分休憩を入れてその時に株価のチェックを行っていましたが、3時半に5分休憩となると本業のサラリーマン業に影響が出てしまいそうです。